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ヌートバーの年俸は未決 現在MLB選手が1勝3敗の年俸調停とはどんなものか【解説】

日テレNEWS NNN / 2025年2月3日 12時27分

カージナルスのラーズ・ヌートバー選手(写真:アフロ)

MLBの各球団のキャンプが始まる2月。しかし、カージナルスのラーズ・ヌートバー選手らは未だ年棒が確定していません。

日本時間2月2日、パイレーツがデニス・サンタナ投手、ヤンキースがマーク・ライターJr.投手との年俸調停で球団側の希望額でまとまり勝利したことを明かしました。

では、年俸調停とはどんなものなのでしょうか。

オフに行われる球団と選手の契約更改。ここで条件が折り合えない場合、選手や球団は年俸調停制度を利用できます。

年俸調停では、3人の調停人が球団側と選手側の言い分を聞いたあと、球団の提示額と選手の希望額のどちらが適切かを判断し、今季の年俸が決定される仕組みとなっています。それゆえ、金額は間をとるものではなく、どちらかの主張した金額に決まっていきます。

年俸調停では、選手側が「自身の希望額が相応しい理由」を主張するのに対し、球団側は「球団の提示額が相応しい理由」、すなわち「選手の希望額が相応しくない理由」を述べることになるため、球団と選手の関係が悪化する原因となることもあります。そのため、球団も選手も歩み寄って年俸調停に突入することを回避しようとするケースが多く発生します。

今オフも、全30球団合計で17人の選手が合意できなかったものの、8人はその後も交渉を継続し、年俸調停を回避してます。

今回発表された、サンタナ投手とライターJr.投手のほか、ヨハン・オビエド投手(パイレーツ)も年俸調停に敗れたが、ミッキー・モニアック選手(エンゼルス)は勝利しており、今オフの年俸調停はここまで選手側の1勝3敗となっています。

2023年のWBCで日本代表として世界一をつかんだヌートバー選手は、昨季109試合に出場し打率.244、12本塁打、45打点を記録。いまだ年俸が確定していません。

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