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「多くの人から愛情」「気持ちが嬉しい」続く子育て家庭への支援

日テレNEWS NNN / 2025年2月3日 18時52分

日テレNEWS NNN

物価高が続く中、困窮する子育て世帯への支援が続いています。食料の支援をはじめ、子育て世帯の気持ちに寄り添う物資の支援も広がっています。

■「食費は削れないからありがたい」

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病児保育などをはじめ様々な子育て支援を行う認定NPO法人フローレンスは、この年末年始に、困窮する子育て家庭を中心に、およそ350世帯に食料品などの支援を行いました。

この支援は、子育て世帯のSOSの声に対して、専門の資格をもつ相談員が、チャットなどで相談をうけるサービスを通じ、申し込みのあった家庭などを中心に行われました。実にその9割以上が「離婚成立前の実質ひとり親家庭」「離婚済みのひとり親家庭」「未婚のひとり親家庭」のいずれかだったといいます。

申し込みの際には、・シングル世帯で、子どもにも手がかかり仕事に制約があるが、美味しいものをしっかり食べてほしいと思った・離婚後、養育費もなく、物価も高くなる中で子どもたちに食べさせていくのがやっとだ・離婚後、養育費・学費ももらっておらず、自分の給料のみで生活。高校生と中学生の子どもがいて、しばらくは厳しい状況など、切実な声があがったということです。

また実際に支援を受けた家庭からは・物価高騰の中お米10kgを頂けた事に感謝です。なかなか購入できず、節約節約で過ごしていました。現在病気の為仕事ができない中、このような企画があり本当に有難いです・物価が上昇しても最低限の食費は削れない為、育ち盛りのこどもに食べさせることができとてもありがたいです。など感謝のコメントが寄せられています。

■「多くの人から愛情」感謝の声

支援は食料だけではありません。このほかにも、フローレンスはクリスマスの時期に、ひとり親の家庭などに”クリスマスプレゼント”を届ける支援を実施しています。これは個人や企業などの協力で実現したものです。

小学生の男の子をひとりで育てる田中さん(仮名)。働きながら子育てをしているため、普段は子どもの急な病気などの際にフローレンスの病児保育などを利用していると言います。

田中さん「病児保育支援の利用登録をするなかで、今回のクリスマスの支援を知りました。普段、子どもに色々やってあげなきゃっていう気持ちが多い中で、誰かにこうして支援してもらえる、その気持ちが嬉しいですね」

去年のクリスマス前のある日、田中さんの家には大きな段ボールいっぱいのプレゼントが届きました。中にはブロックなどのおもちゃやお菓子など子どもが喜ぶものに加え、母親に向けた化粧品なども入っていました。

田中さん「少しでも多くの人から何か愛情をもらっている、いろんな人に支えられているっていうのが、子どもにも伝わればいいなと思って今回申し込みました。こんなたくさんの人たちから支援してもらえてるんだって思えたら、すごく嬉しかったです」

■必要なのは継続的な支援

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まもなく年度末を迎え、子育て世帯にとっては出費のかさむ季節です。受験料や入学金の準備に加え、入学や進級で新たな制服や教科書、備品が必要になるなど負担が多くなります。続く物価高が追い打ちをかける状況に、多くの子育て世帯が支援を必要としています。食料をはじめ、物資も含めた、継続的な支援が求められています。

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