カーリング・吉田知那美「いい改善点だけをもって試合に挑めた」初戦黒星のロコ・ソラーレが札幌国際大学に大勝【ミラノ五輪選考】

カーリングのロコ･ソラーレの選手たち(写真：松尾/アフロスポーツ)

◇カーリング 日本選手権 ロコ・ソラーレ10ー3札幌国際大学（2月4日、横浜BUNTAI）

女子カーリングの1次予選が行われ、ロコ・ソラーレが札幌国際大学に大勝を収めて今大会初勝利となりました。

今大会は2026年に行われるミラノ・コルティナ五輪の日本代表選考も兼ねており、上位3チームまでが進める決勝トーナメント進出が必須。その中で五輪2大会連続メダルを誇るロコ・ソラーレは3大会連続出場を目指します。

しかし2日に行われた初戦の北海道銀行戦では惜敗に終わり、2敗すると予選敗退の可能性が高まるため、いきなり崖っぷちに。

それでもこの日は初戦と打って変わって安定感のある試合を繰り広げます。第1エンドで幸先よくスティールを決めると、第2エンドでは3点を追加。さらに第4エンドで2得点、後半の第6エンドには4点の大量得点で勝利しました。

これで予選1勝1敗と持ち直したロコ・ソラーレ。試合後のインタビューに応じた吉田知那美選手は「初戦で負け試合をできたことで、より多くの情報を得ることができたので、いい改善点だけをもって試合に挑めたのが良かったなと思います」と振り返りました。

5日には中部電力と対決します。吉田選手は「頑張ります」と満面の笑みで次戦への意気込みを述べました。