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【Jリーグ】槙野智章が語る!スーパーカップ「神戸×広島」の見どころ

日テレNEWS NNN / 2025年2月6日 6時30分

質問に答える槙野智章さんは今回対戦する両クラブに所属した経験あり

今週の土曜日、8日に迫ったFUJIFILM SUPER CUP。J1リーグ王者・天皇杯優勝のヴィッセル神戸とJ1リーグ2位のサンフレッチェ広島による、Jリーグ新シーズンの幕開けを告げます。頂上決戦に向け、両チームに在籍した経験を持つ槙野智章さんに見どころをうかがいました。

―――Jリーグは昨シーズン歴代最多観客数を記録しました。Jリーグの魅力はどんなところに感じていますか?

槙野「選手の応援の仕方とか、スタジアムの雰囲気の作り方とか、チームによって様々なので、それはテレビではなく、実際にスタジアムに行って生で感じられることの方が多いと思います。それにサッカーの試合以外での楽しみもスタジアムにはあると思います。スタグル(スタジアムグルメ)、コレオグラフィーや歌など、いろいろな演出含めて楽しみが詰まっているので、これを機に『サッカー観戦楽しいよね』とか、サッカーにおいても、いろいろな戦術があります。それも行ってみないと分からないものはたくさんあると思うので、シーズンの幕開けとなるFUJIFILM SUPER CUP は、ぜひスタジアムに足を運んでJリーグの魅力を感じてほしいです」

―――日本代表は昨年16試合で53得点。得点が多く取れるようになりました。要因はどんなところにありますか?

槙野「日本代表の選手は、それぞれがヨーロッパで結果を残しています。今までの日本代表たちの"ヨーロッパに行けばいい"というところから、今はヨーロッパに行くだけではなくて、試合に出て活躍しないと、日本代表には呼ばれません。そういう基準は上がりましたよね。だからこういう結果に結びついているのかなと思います。でも全員がJリーグを経験していますし、このFUJIFILM SUPER CUPを経験した選手たちも多いですし、選手たちのベースには、Jリーグでの経験があるのかなと思います」

―――ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、両チームのストロングポイントを教えてください。

槙野「両チームとも、前線にタレントがいるというところと、攻撃力というのが売りだと思いますので、どこからでも得点が取れる両チームなのかなと思います。ヴィッセル神戸に関してはロングボール。1番ゴールに対して最速、最短で狙えるやり方は徹底されているのかなと思います。特に、武藤嘉紀選手、大迫勇也選手、宮代大聖選手へ、ロングボールを蹴ることと、セカンドボールの押し上げ、これはもう徹底してこの1・2年やっていることなので、シンプルですけどおさえられない個の力、能力があるのが神戸だと思います。対するサンフレッチェ広島は、どこからでも得点が取れる攻撃力。それに加えて攻守の切り替えがとても速い。Jリーグの中でも群を抜いていて、そこから得点が取れるということもあると思います。実際、昨シーズンJ1リーグ最多の72得点という数字に表れています。ただ、昨シーズン11得点の大橋祐紀選手がシーズン途中で海外移籍してしまって、大橋選手を超す選手がいませんでした。ただどこからでも得点が取れる攻撃力というのは、今シーズンも見られるかなと思います」

―――両チームに在籍された槙野さんからみて、それぞれどのようなチームですか?

槙野「神戸は、能力のある選手、経験値のある選手たちをチームに当てはめて、能力を発揮してもらうというサッカー。広島は、見ている人たちを楽しませるサッカーというのがあります。また広島は育成型で、アカデミーで育った選手たちが、トップチームで活躍しているというのは広島のやり方ではあると思います」

―――ヴィッセル神戸の注目選手は?

槙野「やっぱり武藤嘉紀選手じゃないですか。ここ数年安定したゴール数もそうですし、昨シーズンのMVPですから。実際に沖縄キャンプの取材にも行きましたけど、得点も取れているし、かなり状態はいいのかなと思います」

―――対するサンフレッチェ広島の注目選手は?

槙野「新加入のジャーメイン良選手かな。広島は昨シーズン、リーグ1位の72得点でしたが、なぜ優勝できなかったのかというと、大橋祐紀選手が抜けた穴を埋められなかったというところ。さらに終盤失速したのは、大事なところで得点が取れなかったことだと思います。ですから、昨シーズンリーグ3位タイの19得点をあげ、個で打開出来て、多彩なバリエーションで得点が取れるジャーメイン選手は、広島の新しいピースになるのではないかなと思っています」

―――最後に、この試合の注目ポイントをお願いします。

槙野「神戸は特徴である最終ラインからのロングボールからどのように攻撃していくのか。広島は、攻撃から守備への切り替え、ボールを失った瞬間、どのように奪い返しに行くのか、どこから奪い返しにいくのかに注目したいなと思います」

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