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【Jリーグ】186試合で解説した林陵平が語る!スーパーカップ「神戸×広島」の見どころ

日テレNEWS NNN / 2025年2月6日 22時43分

2024年は186試合で解説をつとめた林陵平さん

2月8日(土)に迫ったFUJIFILM SUPER CUP。J1リーグ王者・天皇杯優勝のヴィッセル神戸とJ1リーグ2位のサンフレッチェ広島による、Jリーグ新シーズンの幕開けを告げる頂上決戦に向けて、元Jリーガーで昨年186試合ものサッカー解説を担当した林陵平さんに、この試合の見どころを伺いました。

―――カタールW杯以降、日本サッカー、Jリーグの人気についてどのように感じていますか?

林「Jリーグ全体のレベルは上がっていると思いますし、もっと盛り上がってほしいなっていう思いはあります。それは自分がこの前ドイツにも行きましたし、海外のスタジアムの雰囲気を見たり、街の雰囲気を感じたりすると、やっぱりまだ全然日本って足りないなっていうのは正直感じてるところです。Jリーグの人気は出てきているんだけど、もっと人気が出るんじゃないかなと思っています」

―――Jリーグのレベルが上がっているというのは具体的にどんな部分ですか?

林「Jリーグの昨シーズンのトレンドで言うと『インテンシティ』、強度の高さだと思っていて、その部分はやっぱり上位に来るチームはかなり高い。 だからJリーグ全体の『インテンシティ』の部分がすごく上がったとは思います。もう1つ、そこに加えて今年注目したいのはその『インテンシティ』を『回避すること』ですね。昨シーズンは前からハイプレスというのが流行っていたと思うんですが、それをかいくぐって突破するようなチームが出てくると、より日本の全体のレベルっていうのがもっと上がってくるかなとは個人的には思ってます」

―――ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、両チームの特長を教えてください。

林「神戸に関してはやっぱり前線の、特に大迫勇也選手と武藤嘉紀選手の『個人の違い』というのはまず、特長としてあります。あとは戦い方がはっきりしてるので、攻撃は大迫、武藤に収めることが起点になります。守備ではハイプレスですね。形を変えながら前からプレッシングをかけていくという、選手たちが攻守ともにしっかりプレイスタイルを理解して、同じ絵を描いてるように見えます。広島は攻撃では、とにかく『ボールホルダーを追い越す動き』というのが多いチームかなと思います。ボールを持った選手に対して、1人だけではなくて2人、3人とどのポジションからも出てくるので、相手からしたら本当に捕まえづらいチーム。どんどん湧き出てくるような攻撃というイメージです。守備ではこちらも前からハイプレスですね。マンツーマン気味で捕まえに行くという特長があるチームです」

―――ヴィッセル神戸の注目選手は?

林「先ほども挙げたように前線の二人、大迫勇也選手と武藤嘉紀選手ですが、特に武藤選手ですね。昨シーズンのMVPですし、1人じゃ止められない選手になっているので、移籍などの噂もありつつ残留してくれたというのも神戸にとっては非常に大きいんじゃないかなと思います」

―――対するサンフレッチェ広島の注目選手は?

林「ジャーメイン良選手に注目したいと思います。広島は昨シーズン最後の方であまり勝てなかった要因として、ワントップに誰が収まるかが少しはっきりせず、入れ代わり立ち代わりだったので、ジャーメイン選手が移籍してきたことはチームにとって大きいと思います。彼が昨シーズン(ジュビロ磐田所属)に近いゴール数を挙げられれば広島も優勝に近づくと思います」

―――最後に、この試合の注目ポイントをお願いします。

林「基本的にはアグレッシブな両チームなので『インテンシティ』、強度の高さというのは、今回のゲームで注目してほしいポイントです。特に守備は両チームとも前からプレッシングをかけると思うので、そこに対してのプレス回避。つまり最初に言ったように去年のJリーグのトレンドである『強度の高いハイプレス』にどう対応していくか、今年のJリーグのトレンドがわかる戦いでもあるかなと思います。

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