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長野中3死亡事故 逆転有罪判決 最高裁「ひき逃げ」認める

日テレNEWS NNN / 2025年2月7日 17時41分

日テレNEWS NNN

10年前、長野県で男子中学生が車にはねられ死亡した事故をめぐり男性会社員がひき逃げの罪に問われた裁判で、最高裁は7日、逆転有罪判決を言い渡しました。

この裁判は、2015年、長野県佐久市で、当時中学3年生の和田樹生さんが車にはねられ死亡した事故で、車を運転していた池田忠正被告が、ひき逃げの罪に問われていたものです。

池田被告は、一度現場で被害者を捜したあと、コンビニで酒の臭いを消すための口臭防止用品を購入し、現場に戻っていました。

1審の長野地裁は、ひき逃げを認め、池田被告に懲役6か月を言い渡しましたが、2審の東京高裁は、「救護する意思は失われていない」として、無罪を言い渡し、検察側が上告していました。

最高裁は7日の判決で、「被害者に重篤な傷害を負わせた可能性の高い交通事故を起こし、被害者を発見できなかったのなら、引き続き捜して救護をする必要があった」としたうえで、「無関係な買い物のためにコンビニに行き、救護のため必要な措置を講じなかった」と指摘。

2審の無罪判決を取り消しました。1審の懲役6か月の実刑判決が確定します。

和田樹生さんの母親

「判決をきいた瞬間涙があふれました」「きょうの判決を機に、被害から回復に向けた一歩が踏み出せるような気持ちです」

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