石破首相、米トランプ大統領と初会談へ ワシントン到着

日テレNEWS NNN

石破首相は日本時間7日朝、アメリカの首都・ワシントンに到着しました。トランプ大統領と初めての会談に臨みます。中継です。

石破首相は8日未明、トランプ大統領と会談します。「アメリカ第一主義」のトランプ氏と信頼関係をどう構築するのかが焦点です。

石破首相は日本時間の7日午前7時半ごろ、ワシントン近郊に到着し、ホワイトハウスの向かいにある大統領迎賓館「ブレアハウス」に入りました。

トランプ政権の関係者は、今回の首脳会談でトランプ氏は、今後の対中戦略や対米投資について協議したい考えだと話しています。

一方、石破首相は日米同盟の重要性を確認し、防衛力の強化に取り組んでいることや、日本企業による対米投資額の大きさや雇用を生み出していることをアピールすることにしています。こうした説明で、トランプ氏から防衛費の負担の増額を求められることや、関税引き上げなどの圧力をかわしたい狙いがあります。

両首脳は、安全保障分野や経済分野での日米関係の連携強化を確認する共同声明を出す方向で最終調整をしています。

また、日本製鉄によるUSスチールの買収問題が議題にのぼるか焦点となる中、トランプ氏が6日、USスチールのCEOと面会したとアメリカメディアが報じました。買収に反対の立場を示しているトランプ氏が、この問題でどのような発言をするのか、注目されます。