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トヨタ社長が経団連副会長に 基幹産業自動車トップからの貢献期待

日テレNEWS NNN / 2025年2月8日 20時17分

日テレNEWS NNN

経団連の副会長にトヨタ自動車の佐藤恒治社長が起用されることがわかった。5月末の総会で就任する予定。

経団連幹部は「トヨタ自動車は国の基幹産業である自動車メーカーのトップ。トヨタの社長に、経済界をリードする一人として活動していただくことはいいこと」と話した。

「ものづくりの国際競争力強化が日本の課題となっている」中で、国内外で存在感を示すトヨタが先頭に立って取り組むことが期待されている。トランプ政権始動で各国が振り回されることが予想される4年間となる中ではなおのことだ。

ことしは会長交替の年にも当たり、現在会長を務める住友化学の十倉雅和氏は退任し、日本生命の筒井義信氏が新たな会長に就く。これまで経団連の会長には、ほぼ製造業の大企業トップが就いてきたが、今回、金融業界から会長という異例のケースとなる。

大企業製造業は取引先が多く、中小企業まで含めて日本の産業を俯瞰して見られることなどから、経済団体のトップとして適しているとされてきた。中小零細企業まで含めた収益力強化や働き方の改善の取り組み、そして日本全体の稼ぎを増やすためにも、大企業製造業が果たすべき役割は大きい。

今回、会長には機関投資家として「幅広い業種を、長期的視点で偏り無く見てきた(十倉氏発言より)」生命保険会社から筒井氏が就き、副会長の新たなメンバーに製造業からトヨタ自動車、そしてコマツが加わる形になる。日立製作所の東原敏昭会長と日本製鉄の橋本英二会長は副会長の任期満了となり、審議員会副議長となる。

■経団連直近5代の会長

第15代 2021年6月~ 住友化学  十倉雅和会長

第14代 2018年5月~ 日立製作所 中西宏明会長

第13代 2014年6月~ 東レ    榊原定征会長

第12代 2010年5月~ 住友化学  米倉弘昌会長

第11代 2006年5月~ キヤノン  御手洗冨士夫会長

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