“いい選手がたくさん”侍J井端監督がソフトバンクの選手たちに期待の声続々「ポテンシャル高い」「日本の力になってくれる投手」

(左から)ソフトバンクの海野隆司捕手、廣瀬隆太内野手、大津亮介投手、杉山一樹投手

侍ジャパンの井端弘和監督が7日、ソフトバンクの春季キャンプを視察。3月に行われる強化試合や26年のWBCへ向けて注目する4選手を挙げました。

この日視察したソフトバンクについて井端監督は「いい選手がたくさんいますし、春呼びたいなというメンバーと、その先WBCがありますけど1年後なのでその辺の選手というのはたくさんいます」とコメント。

井端監督が言及した1人目は、海野隆司選手(27)です。甲斐拓也選手が抜けた今季、正捕手の座を目指す海野選手。井端監督は「能力高いですし、甲斐選手が抜けてより能力を発揮してくれるんじゃないかというところで、まだ1年ありますしじっくり見てみて、どれくらい成長するかは今年1年楽しみにしたいなと思います」とコメントしました。

また投手陣では杉山一樹投手(27)と大津亮介投手(26)の名前を挙げます。杉山投手に関しては「ボールの勢いやスピードは球界でもトップクラスだと思いますし、もう一段レベルが上がれば十分日本の力になってくれるピッチャーだと思います」と絶賛。

大津投手については「タイプ的にああいうタイプというかね、どのボールでもストライクが取れて、どちらかと言ったら速いストレートを投げてフォークで落としてというタイプではないと思います。独特のチェンジアップもありますし海外の選手にどう通用するかは楽しみにしたいと思います」と期待を寄せました。

また内野手の廣瀬隆太選手(23)にも注目。井端監督は「ポテンシャル高い選手だと思いますし、セカンドはまだ始めたばかりですがそつなくこなしていますし、ああいう選手がセカンドで20本とか打てる可能性がありますし、ポジション的にはファーストもサードもできるということなので、起用法としても幅が広がると思います。楽しみにしたいなと思います」と期待を込めました。