埼玉イチゴに熱視線 最高金賞「あまりん」が生産拡大…イチゴ狩り人気に 期待の新品種「べにたま」も【every.気になる!】
日テレNEWS NNN / 2025年2月9日 21時33分
いま様々な品種が登場している「イチゴ」。特にオリジナルの品種に力を入れているのが埼玉県です。どんな特徴があるのか、取材しました。
■都内スーパーでも…“埼玉イチゴ”売り場拡大中!
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埼玉県オリジナル品種のイチゴが旋風を巻き起こしています。東京都内のスーパーに入ると、シーズン到来のイチゴがずらり!この日は6種類が店頭に並んでいました。
お客さん
「昔は2~3種類しかなかった。多いなと思います。いろんなものが出て」
根強い人気の福岡県産『あまおう』や、栃木県産『とちあいか』と並び、売り場の大部分を占めていたのが埼玉県産のイチゴです。この店では、一番人気だということです。
■多少お値段張っても…「あまりん」にファン続出!?
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お客さん
「最近すごくヒットしたのが『あまりん』」
その「あまりん」、値段は1パックおよそ1000円。入荷を待つお客さんも少なくないそうです。
お客さん
「(家族が)他のイチゴよりこれ(あまりん)がいいって言う。若干お値段張るんですけど、大抵これにする」
――今シーズン買うの何回目?
お客さん
「もう7~8回」
5パックをまとめ買いするお客さんもいるなど、『あまりん』に心を奪われる人が続出しています。
■最高金賞を獲得 栽培面積倍増も生産追いつかず
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子どもも大人もイチゴ狩りを楽しんでいたのは、埼玉県松伏町にある農園。
実をつけていたのは――
コロコロいちごファーム・富田千恵農園長
「あまりんです。埼玉県の限定品種。まるっこくてぽてっとした感じ」
埼玉県が開発し、県内でしか栽培できない「あまりん」。2023年、全国いちご選手権で最高金賞に輝いたことがきっかけで一躍有名になりました。
この農園では2年で倍に栽培面積を増やしましたが…
富田農園長
「注文が殺到していて、みなさんに食べていただきたいけれど(生産が)追いつかない」
■「本当に甘い!」イチゴ狩りコースは予約でいっぱい
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「あまりん」のイチゴ狩りコースもすぐに予約がいっぱいになるといいます。人気を後押ししているのは、やはり、その味。
来園者
「一番食べていて酸味がなく甘い」
ひとつの苗にできるイチゴの数が少ないため、その分、甘さが凝縮するそうです。来園者の夫婦に話を聞くと――。
来園者
「甘い!本当に甘い!。真っ赤じゃなかったからどうかと思ったけど、それでも甘い!」
「甘い」を連発し、大興奮!食べながら考えていたのは――
来園者
「つい主婦だとパック換算しちゃって。『元をとるためには』と」
40分のイチゴ狩り、あまりん食べ放題コースの料金は大人4200円、子ども2800円となっており、農園の直売所では1パック(約10粒)1500円で販売していますが…
来園者
「30粒はいっちゃったかな。こんなにイチゴ食べることないですよね」
しっかり、元をとっていました。
■3年前に“デビュー” 期待の新品種「べにたま」特徴は?
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イチゴの開発に力を入れている埼玉県では、期待の新品種も登場しています。そこで、加須市の農家を訪ねました。
イチゴ農家・飯塚晃大さん
「ここは『べにたま』専用のハウス」
見せてくれたのは、3年前にデビューしたばかりの『べにたま』です。県内でもまだ栽培している農家が少ない希少品種。その特徴について農家の飯塚さんは――
イチゴ農家・飯塚さん
「比較的大きい形。表は赤くて中は真っ白、コントラストがはっきりしたイチゴです。味かな、一番驚いたのは」
ということで、実際に食べてみると…
every.気になる!班
「かむと口の中が果汁でいっぱいになります。すごく甘さが凝縮されているのですが、後味がすっきりとしています」
この甘みと酸味のバランスがとれた味にほれ込んだといいます。
イチゴ農家・飯塚さん
「『とちおとめ』を以前作っていたんですけど、全部『べにたま』に切り替えました」
すでに地元では、「べにたま」推しのお客さんがいました。
お客さん
「買えるか不安だった、人気が出すぎて。買えてうれしい」
徐々に都内のスーパーなどでの販売も増えてきているということです。
(2月5日『news every.』より)
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