こどもの視力低下深刻 小学生の4割近くが視力1.0未満 スマホやタブレット利用が影響か
日テレNEWS NNN / 2025年2月12日 17時0分
視力1.0未満の児童や生徒の割合が過去最多となるなど、子どもの視力の低下がさらに進んでいることが文部科学省の調査でわかりました。
文科省が幼稚園児から高校生までの児童や生徒を対象に行った今年度の「学校保健統計」によりますと、裸眼の視力が1.0未満の割合は、小学生で36.84パーセント、中学生で60.61パーセント、高校生で71.06パーセントと同じ条件で比較できる期間としていずれも過去最多となりました。
子どものスマホやタブレット端末の利用が増えるなど、近いものを見る時間が長くなっていることが要因のひとつとみられています。
一方、むし歯の児童生徒らの割合は小学生・高校生で4割を下回り幼稚園児・中学生では3割以下といずれの年代でも過去最も少なくなっています。
専門家は、学校などでの歯磨きの指導などの効果や80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという「8020(ハチマルニイマル)運動」などが影響していると見ているということです。
また、学校保健統計では発育状態の調査も行っており、肥満度が20%以上の肥満傾向の児童生徒の割合が低い年齢層で増えていることがわかりました。「肥満傾向児」は、男子では11歳で、13.00パーセント、5歳で、2.94パーセント。女子でも11歳で10.02パーセント、5歳で3.14パーセント、と同じ条件で比較できる統計として過去最も多かったということです。
一方、肥満度がマイナス20パーセント以下と痩せている「痩身傾向児」の割合は、男子の17歳で3.43パーセント、14歳で3.09パーセント、11歳で3.47パーセントとなっていて、女子でも17歳で2.33パーセント、14歳で3.58パーセントと、同じ条件で比較できる過去の統計の中で、いずれも過去最も多くなりました。
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