亀梨和也、退所を発表 これまでの歩み KAT-TUNのCDデビュー前から“ごくせん”“修二と彰”

KAT-TUN

KAT-TUNが12日、事務所の公式サイトでグループの解散を発表しました。亀梨和也さん（38）は、3月31日の契約満了をもって事務所からの退所も発表。亀梨さんのこれまでの歩みを振り返ります。

■俳優としてキャリア積む　キャスターとしての顔も

亀梨さんは1986年2月23日生まれ、東京都出身。事務所に入ると1999年、個人としてドラマ『3年B組金八先生』に出演。2001年のKAT-TUN結成後も、俳優として『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』などで注目され、2005年11月には山下智久さんとのユニット・修二と彰として『青春アミーゴ』を発売。亀梨さんのソロ曲『絆』も収録されていて大ヒットを記録しました。

その後、ドラマ『1ポンドの福音』（2008年）、『神の雫』（2009年）、『妖怪人間ベム』（2011年）、『東京バンドワゴン～下町大家族物語』（2013年）といった話題作に出演。『DREAM BOYS』や『靑い種子は太陽のなかにある』といった舞台でもキャリアを積み、映画では『俺俺』（2013年）、『ジョーカー・ゲーム』（2015年）、『PとJK』（2017年）、『怪物の木こり』（2023年）など、様々な役柄に挑戦しました。

また、キャスターとしての顔も。2010年から始まったスポーツ番組『Going! Sports & News』に出演し、プロアスリートたちの取材などを行っています。

『ベストジーニスト』では、2006年から2010年まで5年連続で受賞し殿堂入り。2023年には自身のYouTubeチャンネルを開設し、プライベートな部分を見せたり事務所の後輩と共演したりするなど、表現の場を広げていました。

■度重なるメンバー脱退を経て

2001年、15歳のときにKAT-TUNのメンバーとなった亀梨さん。2002年にはコンサート『KAT-TUN お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!』を開催。CDデビュー前にもかかわらず大きな話題となりました。

2006年3月、満を持してKAT-TUNとして『Real Face』でCDデビュー。『SIGNAL』『Keep the faith』など、次々とヒットを飛ばしました。

メンバーの脱退などにより、2016年にKAT-TUNは充電期間に入ります。2017年には初めてのソロツアー『KAT-TUN KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017 The－ ～Follow me～』を開催しました。その後、グループは2018年に再始動し、現メンバーの上田竜也さん、中丸雄一さんと3人体制で楽曲リリースやライブ活動などを続けていました。