オートバイ衝突死亡事故で米兵（22）を過失運転致死容疑で書類送検 神奈川・横須賀市 去年9月に発生

日テレNEWS NNN

去年9月、神奈川県横須賀市で乗用車とオートバイが衝突しオートバイに乗っていた男性が死亡した事故で、警察は12日に乗用車を運転していたアメリカ海軍の兵士を過失運転致死の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、過失運転致死の疑いで書類送検されたのはアメリカ海軍横須賀基地に所属する男性兵士（22）です。この米兵は去年9月、神奈川県横須賀市の国道の交差点でオートバイに衝突し、オートバイに乗っていた伊藤翼さん（当時22）を死亡させた疑いが持たれています。

当時、乗用車には米兵を含む男女4人が乗車していて、現場の信号機のある交差点で禁止されている右折をしようとして対向車線を直進してきた伊藤さんのオートバイに衝突していました。

また事故発生直後、米兵は憲兵隊に基地内に連れて行かれ神奈川県警は詳しい状況を捜査できていませんでしたが、目撃者の証言や防犯カメラなどから、運転手を男性と特定し、書類送検に至ったということです。

米兵は県警の任意の調べに対し容疑を認めていて、「大変申し訳なく思っています。謝って済むことでもないと思っています」などと話しているということです。