試合後には志願の特守 巨人・石塚裕惺 初実戦は2打席無安打に1エラー

巨人の石塚裕惺選手と川相昌弘コーチ

◇プロ野球・巨人春季キャンプ第3クール1日目（11日、宮崎）

紅組の2番ショートでスタメン出場した石塚裕惺選手。初打席で西舘勇陽投手に対し、見逃し三振に倒れると、2打席目には赤星優志投手にセカンドゴロに打ち取られました。

守る方では初回に中山礼都選手のゴロを捕球するも、1塁に投げる時にワンテンポおいてしまい、きわどいタイミングに。5回には秋広優人選手の打球をはじいてしまい、エラーが記録されました。「球の強さが違いました。スピード感とか、自分の野球観では全然追いつけていない」と反省を口にすると、試合後には川相昌弘コーチと脇谷亮太コーチに志願の特守。20分ほどにわたって、ボールを追いかけました。

阿部慎之助監督は「第1打席なんかね、スイングをかけられない。そこはさびしい部分もあったけど、まだまだこれからだと思うので、大きく成長してほしいですね」と期待を込めました。