すべての変化球を解禁 巨人・田中将大 ブルペンで44球「自分の中では悪くない感覚」

巨人の田中将大投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球・巨人春季キャンプ第3クール2日目（12日、宮崎）

巨人の田中将大投手がこの日、初めてサンライズブルペンでほかの投手陣とともににブルペンに入りました。

「またちょっと違う空気感で投げているというのは新たな刺激になるので、一歩進めたなという感じはしますね」と語った田中投手。この日は前回封印していたスライダーに加え、カットボールとツーシームも解禁。カーブとスプリットも加え、すべての球種を投げました。球数は44球でした。

「一通りすべての球種は投げたんですけど、あれだけの強度で投げたっていうのは、今年初めてだったんで。投球フォームで取り組んでいるところの手応えも感じました」

代名詞となるスライダーについても「自分の中では悪くない感覚だったとは思います」とここまではうまく調整できている様子。「ある程度のコントロールもそうですし。ある程度、しっかり投げられたんで、そういう意味では本当によかったと思います」と語りました。