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【高校サッカー島根全力応援】野球部に続き大社旋風を巻き起こせ 「大社」を応援したい5つのこと

日テレNEWS NNN / 2025年12月23日 6時0分

島根代表・大社

神在月には八百万(やおよろず)の神々が集い、年間約700万人もの参拝者が訪れる出雲大社の近くにあるのが、島根県立大社高校です。12月28日に開幕する第104回全国高校サッカー選手権大会に4大会ぶりに出場します。

12月29日に初戦、NACK5スタジアム大宮での1回戦で新潟代表・帝京長岡高校と対戦する島根代表・大社。応援したい5つのポイントをご紹介します。

1.野球部ではなく自分たちが大社旋風を

地域の人に愛される大社高校は、地域の方々からよく激励の言葉をかけられます。

2024年の高校野球、夏の甲子園。32年ぶりの出場となった野球部が次々と全国の強豪校に勝利し、93年ぶりのベスト8進出。県立高の快進撃は、「大社旋風」として、全国でも大きな話題となりました。

そうした中「大社高校=野球だよねってよく言われます」と話すのは、キャプテンの栗原貫志選手(3年)。

野球部が大社旋風を巻き起こしたときには、サッカー部だけど地域の方々から激励の言葉をもらうなど、大社高校が地域に愛されていると感じました。「今度はサッカー部で全国に大社旋風を起こしたい」と意気込みます。

2.島根で「大社」という伝統

これまで、選手権11回(今大会含めると12回)、インターハイ11回の全国大会出場を誇る、島根のサッカーを牽引してきた伝統校。しかし、直近2年は県決勝の舞台へ進めず、今チームも新人大会・高校総体ともに県ベスト8止まり。全国大会で試合をする大社に憧れ入学した選手が多い中、結果が出ず苦しむ時期もありました。

8月に就任した中村展久監督も「自分が高校生だった時もそうだし、今度も島根を引っ張っていく存在でなくてはならない」と責任をかみしめています。

その気持ちは選手たちも同じ。「誇りをもって後輩が入学できる学校に」「自分たちが強い大社を復活させる」という思いを胸に、新たな伝統を作るべく積み重ねた努力が4大会ぶりの全国へと繋がりました。

3.「強い大社」ここに復活

11月に行われた全国高校サッカー選手権・島根県大会。

準々決勝で最大のライバル・立正大淞南高校との大一番を迎えました。ハイプレスをしかける立正大淞南に対し、大社は伝統のパスサッカーを展開。0-0のまま80分で決着つかず、延長戦に入ります。

一進一退の攻防が続く中、延長後半終了間際でした。途中交代の藤原伊吹選手(3年)が値千金の決勝ゴール。結果が出ずに苦しんだ大社が、夏の王者を下します。

そして、全国切符がかかった決勝では、前回大会チャンピオンの明誠高校と対戦。相手の強力なフォワード陣をキャプテン・栗原選手を中心に抑えると、後半11分にコーナーキックから石川虎之介選手(3年)が頭であわせ先制。

さらに、後半17分には見事な崩しから途中出場の遠藤羚央選手(3年)が追加点。その2分後には試合を決定づける3点目をエースの石川晄選手(3年)が決め、4大会ぶりに島根の頂点に立ちました。

4.無失点で島根王者に

県大会は5試合で29得点・無失点。

無失点優勝に貢献したディフェンス陣では、キャプテン栗原選手・武信瑛大選手(3年)・石川虎之介選手が待ち受ける3バックは…まさに壁。強さはもちろん、それぞれのカバーエリアも広く相手の攻撃陣に自由を与えません。

また、攻撃陣も魅力。特にエース・石川晄選手は9得点と大暴れ。以前からの鋭い得点への嗅覚に加え、責任感と周りを活かすプレーに磨きがかかり成長を遂げました。

堅守をベースに、「人とボールが動くパスサッカー」で勝利を目指します。

5.神々の国から目指せ!国立の舞台

今季のチームスローガンは「become a legend」。先輩たちが残してきた歴史を塗り替えたいとつけられました。

前回出場した選手権全国大会(100回大会)は、初戦で青森山田に0-6で敗戦。成績を振り返ると、最後に勝利をあげたのは67回大会までさかのぼり、以降は8大会に出場するも勝利から遠ざかっています。

37大会ぶりの白星、そして聖地・国立を目指して。神々の国からの挑戦が始まります。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社 / 日本海テレビジョン放送)

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