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【高校サッカー新潟全力応援】「大家族」が織りなす攻守のリズム 日本一を目指す「帝京長岡」を応援したい5つのこと

日テレNEWS NNN / 2025年12月23日 6時0分

新潟代表・帝京長岡

新潟県のほぼ中心に位置する長岡市。夏には日本三大花火の一つ「長岡まつり大花火大会」が開催され、打ち上げ幅約2kmにわたる「復興祈願花火フェニックス」が夜空を照らします。冬には全国有数の豪雪地帯として、白銀の世界が一面に広がります。

そんな四季豊かな地から日本一を目指すのが、帝京長岡高校サッカー部。12月28日に開幕する第104回全国高校サッカー選手権に、新潟代表として2大会ぶりに出場します。

29日に初戦、NACK5スタジアム大宮での1回戦に登場する帝京長岡の応援したくなる5つのポイントを紹介します。

1.多くの部活が全国屈指のレベルを誇る「帝京長岡」

男子バスケ部は過去ウインターカップで全国準優勝。野球部は今年度の秋季北信越大会で優勝し、初のセンバツ出場を確実とするなど、部活動が盛んな学校として知られる帝京長岡。

学校のスローガン「いままでより、これから」の精神のもとに、全国優勝を目指す多くの生徒から刺激を受け、サッカー部も日々研さんを積んでいます。

2.県勢初の全国ベスト4に進んだ「緑の名門」

サッカー部は第98回の全国高校サッカー選手権、谷内田哲平選手(現・RB大宮アルディージャ)、田中克幸選手(現・北海道コンサドーレ札幌)を擁し、新潟県勢初の全国ベスト4に進出。

準決勝では強豪・青森山田に惜しくも1-2で敗れたものの、スピーディーで流れるようなパスワークは全国の高校サッカーファンを魅了しました。

翌99回大会も2大会連続でベスト4に進出。現在の多くの選手がこの時期の戦いを見て「ここでサッカーをしたい!」と越境し、帝京長岡の門を叩きました。今大会こそ全国ベスト4の壁を越え、日本一の頂を目指します。

3.長短のパスで魅了する「伝統のパスワーク」

速く、正確なパスで相手のブロックを崩し、華麗に仕留める戦いが魅力の帝京長岡。エース・和食陽向選手を中心に、今年も伝統のパスワークは健在です。

さらに、今大会は世代別代表経験もある強じんな体が武器の1年生ストライカー・児山雅稀選手を柱に、ロングボール・クロスボールなど「長短のパス」を効果的に駆使し、多彩な攻撃でゴールに襲いかかるチームへと進化しました。

昨年選手権全国大会に出場した新潟明訓との県大会決勝でも、左サイド・水澤那月選手のクロスから杉本鎌矢選手が先制。さらに右サイド・植村央甫選手のクロスに樋口汐音選手がダメ押しの追加点を挙げるなど、サイドと中央からの攻撃を織り交ぜ、2大会ぶりに全国の切符をつかみました。

4.最高峰のリーグで培った「粘り強い守備」

帝京長岡が所属する「プレミアリーグWEST」は、Jリーグクラブの育成組織や、日本一を経験している高校が所属する高校生年代最高峰のリーグ。

「普段のリーグ戦から代表レベルのFWと対峙しているので、慌てなくなった」と桑原脩斗選手が話すように、強豪との厳しい戦いを通し「粘り強い守備」を構築していきました。「このチームは例年になく、守備がいい」と古沢徹監督も話すように、帝京長岡らしい華麗な攻撃を「堅守」が支えています。

5.一つ屋根の下で培った「大家族」の絆

チームスローガン「大家族」が記された横断幕

全国から新潟に集い、寮生活で3年間寝食を共にする選手が多い帝京長岡。今年のチームスローガン「大家族」は、今の3年生が1年生の時から掲げているものです。

応援席にいる3年生が主導して作った「大家族」と書かれた横断幕には、部員124名、さらには監督・チームスタッフ全員の緑の手形が押され、それぞれの垣根を越えた絆の強さを表しています。

「辛いときは助け合い、痛みを分け合い、そして喜びを分かち合う。それが家族です。」とキャプテン・西馬礼選手が語るように、友情を超えた固い絆で結ばれています。

大家族が描く日本一への物語は、12月29日、島根県代表・大社高校との1回戦から始まります。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社 / テレビ新潟)

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