「黄色のおばさん」81歳に緑十字金章 交通安全活動41年 子どもたちからも感謝状
沖縄タイムス+プラス / 2024年3月9日 17時36分
交通安全活動に長年にわたって貢献したとして、沖縄県宜野湾市伊佐区の伊佐君子さん(81)が全日本交通安全協会から緑十字金章を贈られた。「これからも子どもたちの安全のために尽くしたい」と話している。(翁長良勝通信員)
伊佐さんが交通安全指導に関わるようになったのは、地元伊佐区婦人会長に就いた1983年。3男3女の母親でもあり、日頃から登下校時の安全に気を配っていたという。交通指導員になることを打診され、二つ返事で承諾した。
当初は国道58号伊佐バス停の信号灯の横断歩道で指導をしていた。その後、周辺が整備されたことに伴って交通量が増えた「ふんしんせせらぎ通り」の入り口に移動。市婦人連合会の役員やウオーキングサークル漫歩会の会長などを務めながら活動を続けている。
宜野湾地区交通安全協会の比嘉光子会長は「41年の活動実績が評価された。これからも共に活動していければ」とたたえた。大阪から一時帰省している孫の外當こころさん(22)は「おばあちゃんはパワフル。孫全員に連絡して大好きなランの花を贈りました」と喜んでいる。
登校する子どもたちは親しみを込めて伊佐さんのことを「黄色のおばさん」と呼ぶ。小学生が大人になり、自分の子どもを紹介しに来ることもあるという。
今年3月には中学生の女子生徒が「9年間お世話になりました。まもなく高校受験です」と声をかけてきた。伊佐さんはうれしくて涙が出そうになり、「合格間違いなし。頑張ってよ」と励ましたという。
県内からは伊佐さんを含めて2人が金章を贈られた。
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