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琉球王府の神女・聞得大君が使ったかんざし、重要文化財に 「金銅雲龍文簪」 国の審議会答申

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月15日 17時0分

金銅雲龍文簪(県立博物館・美術館提供)

 国の文化審議会(佐藤信会長)は15日、琉球王府の祭祀を司る最高位の神女「聞得大君(きこえおおきみ)」が使用した簪(かんざし)とされる「金銅雲龍文簪(こんどううんりゅうもんかんざし)」を重要文化財(工芸品の部)に指定するよう盛山正仁文部科学相に答申した。沖縄県内の国宝・重要文化財は計42件になる見通し。

 金銅雲龍文簪は長さ27センチ。銅で製造され、表面に鍍金(ときん)を施しており、「カブ」と呼ばれる頭部と茎部から成る。カブ径は10.8センチで、玉を手に取る2頭の龍を立体的に彫金している。

 18世紀に編さんされた「球陽」に、聞得大君と王妃が身に付けるべき物と記された「黄金龍花大簪(おうごんりゅうはなおおかんざし)」に当たり、琉球王府伝来の遺品に多く見られる「天」の字を形象化した印が刻まれている。

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