キングス、バスケ天皇杯初制覇ならず 2年連続で千葉に敗れ準優勝

キングスー千葉　第2Q、千葉の富樫勇樹（手前左）とマッチアップするキングスの今村佳太（同中央）＝16日、さいたまスーパーアリーナ（小宮健撮影）

　バスケットボールの第99回全日本選手権天皇杯決勝は16日、さいたまスーパーアリーナで行われ、琉球ゴールデンキングスは69-117で千葉ジェッツに敗れ、2年連続で準優勝となった。

　第1クオーター（Q）は、出だしから互いに強度が高いプレーが続いた。キングスは岸本隆一が連続で3点シュートを沈め、ジャック・クーリーがゴール下で得点。相手も原修太やジョン・ムーニーが3点プレーを決めるなど点を取り合い21-25で終えた。第2Qは早々に連続失点し、リードを許した。ヴィック・ローやアレン・ダーラムら外国籍選手のファウルも増え相手の流れとなり、前半を32-48で折り返した。

　 第3Qも、相手のリズムで試合が進んだ。相手エース富樫勇樹の3点弾などで次々と点を決められ49-85。第4Qはローの3点弾などで反撃するも、最後まで相手の勢いを止めきれなかった。