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ボリュームたっぷりそば トロトロのテビチやソーキ 店名の「潮騒そば」豚肉が勢ぞろい

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月12日 7時43分

看板メニューの「潮騒そば」(大盛1080円)

[胃心地いいね](772)潮騒そば うるま市石川白浜1の11の15

 うるま市石川の老舗ホテル「潮騒ホテル」の1階に店を構える「潮騒そば」は、ボリュームたっぷりのそばや骨汁が評判のそば屋だ。築50年、水色の建物のホテルの1階で2022年、10月17日の「沖縄そばの日」に合わせてオープンした。

 同ホテルを営んでいた故瀬良垣みね子さんの娘、知花恵子さん(67)と、恵子さんの息子聖さん(46)、娘の仲間麻衣さん(36)ら家族で経営。コロナ禍で客足が落ち込んだホテルを盛り上げようと開業した。

 看板メニューは、店の名前がついた潮騒そば(大盛1080円、並980円)と骨汁(600円)。自慢のだしは、塩ベースに豚骨、カツオ、昆布、アゴダシを使う。潮騒そばの具材は、テビチ、軟骨ソーキ、中味と沖縄を代表する豚肉が勢ぞろいし、麺が見えなくなるほど盛り付ける。食いしん坊にはたまらない一品だ。

 骨汁は、そばのダシ骨を使うため多くは作れず、数量限定。潮騒そばと同じスープに、山のようにダシ骨を盛り、開店から1時間ほどで売り切れる人気メニューだ。そのほか、牛すじそば(大盛880円、並780円)やゆしどうふそば(大盛980円、並880円)が楽しめる。

 料理を担当するのは恵子さん。元々調理師で、退職後に息子らと店を切り盛りする。恵子さんが何日もかけてじっくり煮込んだトロトロのテビチやソーキが評判となっている。

 店を始めて約1年半。最初は地元客や骨汁好きのお客さんが多かった。徐々に口コミで広がり、外国人観光客まで訪れるように。聖さんは「リピートするお客さんも増えた」と喜ぶ。「この建物も、あと数年もつかどうか。お店のファンを増やし、建て替えか移転してもお客さんがたくさん来てくれるよう頑張りたい」と愛される店づくりに励む。(中部報道部・比嘉大熙)=金曜日掲載

 【お店データ】営業時間は午前11時から午後3時。水曜、日曜定休。駐車場あり。電話090(7452)7540

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