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崩落した天井・多くの瓶 首里城の地下に広がる旧日本軍・32軍壕を歩く【写真・動画特集】

沖縄タイムス+プラス / 2024年5月22日 17時0分

今回カメラが入った第2、第3坑道の地図。地図の数字は写真の撮影場所城西小学校の敷地内にある進入立坑=4月25日、那覇市首里真和志町(代表撮影)第3坑道から進入坑道への上り階段=4月25日、那覇市・第32軍司令部壕(代表撮影)進入坑道階段を第3坑道へ下りた付近から南向け。正面奥にエンジニアリングトンネル入り口が見える=4月25日(代表撮影)第3坑道南側のエンジニアリングトンネル入り口右手にある空間=4月25日(代表撮影)第3坑道の曲がり角から第2坑道の方向を見る。坑道の幅は約2.5メートル。...

 首里城公園の守礼門や歓会門付近の地下に広がる第32軍司令部壕北側に、沖縄県政記者クラブのカメラが入った。一部を写真と動画で紹介する。

 撮影したのは「第2坑道」と「第3坑道」「エンジニアリングトンネル」と呼ばれる3本の通路のうち約110メートル。

 泥岩や砂岩を掘って作った坑道の壁面や天井には至る所に、つるはしで岩を砕いた79年前の跡が残る。坑木や鉄くぎが刺さったままの壁面も。

 壕の中枢部分に至る「第1坑道」は落盤でふさがれていてたどり着けない。1945年5月末、米軍の激しい攻撃を受けた日本軍が首里を放棄し、南部に撤退する際、壕の主要部分と坑口を爆破した。(社会部・當銘悠、吉田伸)

 

【1】進入立坑から壕の中へ

【2】第3坑道から進入坑道への上り階段

【3】坑道の幅は2.5メートル

【4】1カ所に集められた瓶類

【5】3本の坑木残る

【6】交差部にある空間

【7】第2坑道と第3坑道との交差部付近

【8】崩落した天井部分

【9】支保工がない区間

【10】迂回坑道入り口

【11】土砂でふさがった迂回坑道

2020年に撮影された第5坑口からの経路

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