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もちっとした歯ごたえ、かすかなもろみの風味 泡盛の酒かすを練り込んだ手延べそうめん開発 那覇市の「酔処玉川」

沖縄タイムス+プラス / 2024年6月2日 10時4分

琉球泡盛酒かすそうめん

 【那覇】那覇市牧志の立ち飲み屋「酔処(よいしょ) 玉川(たまりば)」の松本正和店主(58)らはこのほど、琉球泡盛の酒かすを練り込んだ手延べそうめんを商品開発し、同店のメニューに掲げている。まさひろ酒造の酒かすをパウダーにした製品を豊見城市内の業者から仕入れ、香川県小豆島の手延べそうめんの製麺業者と酒かすパウダーの割合を変えて何度も試作。琉球泡盛酒かすそうめんを完成させた。

 泡盛の酒かすがほとんど廃棄されているという記事を読み、活用法の一つとして商品開発に取り組んだ。

 そうめんの舌触りはなめらかで、もちっとした歯ごたえ、かすかなもろみの風味が広がる。冷たいそうめんの汁は、かつお節、さば節、そうだかつお、いりこでだしを取り、みりんやしょうゆ、ざらめのかえしを合わせて出している。神奈川県の蕎麦(そば)の名店のレシピを受け継いだ。

 もちっとしたそうめんは、あぶったアグーを炒めて作る温かいつけ汁とも合い、好評だ。

 店には、月桃の粉を練り込んだ月桃そうめん、島唐辛子の粉で作った島唐辛子そうめんも用意している。各700円。温かいつけ汁の炙(あぶ)りアグーそうめんは千円。乾麺も販売している。

 松本さんと永山則子さん(50)は「ぜひ、オリジナルそうめんを楽しんでほしい」と話していた。

 玉川は牧志2の13の14。開店時間は午後2~9時。水曜日は定休日。問い合わせは電話080(8150)0814。

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