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呂布カルマや軟式globeのパークマンサーも! 9日に那覇で「Smile Smile Festival」

沖縄タイムス+プラス / 2024年6月6日 18時0分

「Smile Smile Festival」を6月9日に主催する入江商店代表の入江将大さん=6月2日、那覇市内

“ごちゃ混ぜイベント”主催者の思い

 音楽やお笑い、ダンスなどを複合したイベント「Smile Smile Festival」が6月9日午後3時から、那覇市松尾のTOPTREE OKINAWAで開催される。ヒップホップ界からは呂布カルマ、ポップス界からはサスケ、沖縄芸能界からは仲田まさえ、エンタメ界からは軟式globeのパークマンサーら、枠にはまらないキャスティングが目を引く。主催するのはアパレルブランド「ゴキゲンファクトリー」を手がける入江商店代表の入江将大さんだ。もともと関東を中心に長らくイベントを主催しており、約1年半前に沖縄に移住した。多くの県内企業や店舗が協賛に付いてくれたことに感謝し「楽しいことをやりたいと思う人はたくさんいる」と、さまざまなジャンルの楽しさをひっくるめるべく、先頭を切って音頭を取る。(文・写真=ライター・長濱良起)

定番壊した「目黒のさんま祭り」

 入江さんにとって、今回のような複合イベントは移住後初の主催となる。移住前は、Tシャツやグッズの製作販売を通してつながった芸人やプロレスラーらと親交を深めていく中で、クラブでの音楽イベントにコラボさせる形で、プロレスやパフォーマンス、落語などを掛け合わせ、異種格闘技的に楽しめる独自のイベントを毎回開催していった。

 「クラブでみんなが踊っている横で、一般のおじさんがただただ焼肉を食べているだけのイベントもやりました」

 その斬新さや集客力がうわさを呼んで、行政やショッピングモールからもイベント開催をお願いする声がかかるようになった。例年5千匹ものサンマが無料提供される東京の「目黒のさんま祭り」は、入江さんのアイデアが反映されたものだ。

 このような「定番を壊す」をいう作業を、入江さんは意識している。

「いろんな人が助けてくれた」横のつながり

 沖縄に来てから初めての大規模なイベント。集客のために、さまざまな方法を試した。ウェブサイトも作りSNSも展開し、ポスターもフライヤーも作った。どの方法が最適解なのか手探りの状況だった。その中で導いた答えは「沖縄は横のつながりで成り立っている」ということだ。知り合いを通して放送局やスポンサーを紹介してもらった。

 「東京だと街の規模が大きいので1社だけで事業が成立しているところも多いのですが、沖縄だと知り合いを通した横のつながりでお金や物事が進むことが多いです。周りが良い人たちに恵まれすぎて。いろんな人が助けてくれて、人と人とをつなげてくれました」

 入江さんが目指すのは、観客も出演者もスポンサーもメリットを持って帰れるような三方良しのイベントだ。「まずは近くにいる人の笑顔をつくりたい。半径3メートル以内の幸せを大事にしています」。そんな“笑顔”への思いを、イベント名「Smile Smile Festival」に込めている。

 

日時:2024年6月9日 15:00-21:30
場所:TOPTREE OKINAWA(那覇市松尾2-8-19 ドン・キホーテ国際通り店7F)
料金:前売3000円、当日4000円、高校生以下1000円(1ドリンク別途)
出演:呂布カルマ、サスケ、パークマンサー、仲田まさえ、しんとすけ、ノーブレーキ、ぼっち、赤丸、こはる、美咲ママ、RICHIN EMOTIONS、沖縄ヤンキース、沖縄和太鼓TEAM 打族-DAZOKU、松尾陽介(MC、元サブングル)
公式サイト:https://smilesmilefes-okinawa.com/
 

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