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相性抜群、ワインに合うとグリル料理 黒毛和牛のシャトーブリアンを使用 木の香りがするログハウスの店

沖縄タイムス+プラス / 2024年6月14日 9時48分

プルシャンブルーエグゼ

[胃心地いいね](781) PRUSSIAN BLUE EXE 宮古島市上野野原1188-6

 宮古島市上野野原の道沿いに、ペンションを兼ねた「PRUSSIAN BLUE EXE.(プルシャンブルー・エグゼ)」はある。築28年の今でも木の香りがするログハウスで昨年、地元出身で宮古テレビ元社員の砂川健次さん(70)がレストランを始めた。基本的に1人で気ままに料理しながら、客との会話を楽しんでいる。

 学生時代に喫茶店でアルバイトをした経験はあるが、本格的な料理は習っていない。それでも得意な野外料理に通じるグリルならと、大好物のワインに合わせたメニューに絞った。

 ディナーのメイン料理には、たっぷりのグリル野菜とバジルソースのパン、デザートが付いている。

 「国産牛ヒレ特上」(7千円)は、黒毛和牛のヒレの中でも希少なシャトーブリアンを使用。まず塩こしょう、次は本わさびと特製しょうゆソースで、赤身肉のうま味を感じてもらう。もともと牛肉は脂が濃くて好まないが、脂身が少なく柔らかさときめ細かさが特徴のヒレは別だという。

 「特大ブラックタイガー海老(えび)グリル」(3尾7千円、5尾1万1千円、10尾2万円)は体長26センチ前後で迫力十分。頭のみそも砂川さんのお薦めだ。

 「高いというイメージが定着しているが、地元の人がもっと来てくれるといい」と、比較的安価で食べられるように4月からモーニング(トーストなど千円)とランチ(チキングリル1500円、エビ1尾2500円、ラム2500円)を始めた。材料がそろえばカレーも作る。

 今後はダッチオーブンで外来種のクジャクのローストをメニューに加える予定だという。「人生あと15年あると計画し、最後まで楽しみながら走りたい」と笑った。(宮古支局・當山学)=金曜日掲載

 【お店データ】モーニング午前7~9時、ランチ正午~午後2時、ディナー午後6~10時。木曜定休日。屋外含め25席。駐車場12台。電話0980(76)2468。

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