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陸の孤島と呼ばれる西表島船浮 同地出身の歌手が本島北部の離島で講演 「今あるものをどう使うかが大切」

沖縄タイムス+プラス / 2024年6月20日 14時31分

「不便が残してくれたもの」の題で話す池田卓さん=6日、伊江村農村環境改善センターホール

 【伊江】伊江村PTA連絡協議会と村内3校のPTAは6日、村農村環境改善センターホールで教育講演会を開いた。西表島船浮出身のシンガーソングライター池田卓さんが「不便が残してくれたもの」をテーマに講演し=写真、約130人が熱心に話を聞いた。

 池田さんは「陸の孤島」と呼ばれる船浮地区(人口約40人)での生活や祖母の教えを紹介した。「不便とは、今まであったものがなくなったときに感じる不満のこと」と指摘。「便利な世の中だが、離島はちょっと不便があってもいい。ないものねだりよりも今あるものに感謝し、それをどう使っていくかが大切」と強調した。

 同協議会の金城成会長は「インターネットで簡単に物が買える便利な世の中になり、伊江島の人たちが忘れかけていたことを伝えてくれた」と感謝した。同講演は区長らの強い要望で実現した。区長らが昨年、石垣市で開かれた県公民館研究大会に参加した際、池田さんの講演に共感したことから、開催に至った。池田さんは同日、村内の伊江小、西小、伊江中でも児童生徒を対象に講演した。

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