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「すべての人から大事な言葉をもらった」 ハワイ在住の沖縄4世、沖縄の基地などを題材にドキュメンタリー映画 予告編きょう5日公開

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月5日 8時14分

ロバート梶原さんが制作中のドキュメンタリー映画のポスター

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設の中止を求める活動家で、米ハワイ在住の県系4世のロバート梶原さん(37)が沖縄を題材に制作中のドキュメンタリー映画の予告編が完成した。5日から公開する。

 映画のタイトルは、沖縄が復帰以降も日米による軍事支配が続いているとして付けた「OCCUPIED OKINAWA」。昨年8月に製作を開始し、これまで3回来沖し約10人にインタビューした。辺野古の座り込みや米軍普天間飛行場のオスプレイの様子も撮影したという。

 梶原さんは「基地だけ切り取って沖縄を紹介することは不完全」と歌や踊りなどの文化も紹介。「インタビューではすべての人から大事な言葉をもらった。戦争で生き残った人の言葉を大事にしたい」と話す。

(社会部・塩入雄一郎)

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