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高校の特設授業で川遊び ハゼ科の「ナガノゴリ」釣りに挑戦 地元の竹で竿作りも 大宜味村

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月5日 14時9分

ナガノゴリ釣りに挑戦する自然環境科の2年生ら=6月26日、大宜味村田嘉里の田嘉里川中流の砂防ダム付近

 【大宜味】やんばるの自然体験学習を特色としている県立辺士名高校(桃原健次校長)の自然環境科2年生24人が6月26日、大宜味村の田嘉里川で川遊び「ナガノゴリ釣り」に挑戦し、2時間で合わせて6匹の釣果があった。同村が実施するエコツーリズム人材育成事業の一環で、ガイドが担える知識・技能を身につけるための特設授業として行われた。(玉城学通信員)

 ナガノゴリはハゼ科で、田嘉里のしまくとぅばで「イーブー」と呼ばれる。

 田嘉里区公民館では、同区共同売店主の金城幸夫さんが「田嘉里川について」と題して講義。金城さんは「イーブーはハゼの仲間。田嘉里では伝統の釣り方があります。しかし川は危険がいっぱい。きれいで怖くて優しくて楽しい所」と川に向かう心構えを話した。

 生徒たちは田嘉里川中流の「ういくじ橋」近くの砂防ダムへ移動。ノグチゲラの鳴き声が聞こえる広場では、田嘉里特産のチンブク竹と釣り糸で釣りざお作りが始まった。テキパキと釣り糸を結んだ本部町出身の知念正弥さんは「7歳の時から満名川で釣りをしていた」と話し、友人の作業を手伝った。

 西原町出身の前川実八(みや)さんは「中学の時から父親と海釣りをしていた。今日は川だからどうかな」とわくわくした様子。「初めての釣り」と話す那覇市出身の宮城陽夏(ひな)さんは釣りざおを完成させ川へ入った。

 約20分で一番早くナガノゴリを釣ったのは沖縄市出身の島袋禮(らいか)さん。全員で6匹を釣り、リリースした。

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