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強度はガラスの200倍! 飛沫防止パネルを再利用した盾 防犯協会が名護市内と北部3村の小学校に寄贈

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月5日 14時23分

名護市の渡具知武豊市長(左)に防犯盾を贈呈する名護地区防犯協会の屋嘉義和会長=6月21日、名護市役所

 【名護】名護地区防犯協会の屋嘉義和会長らが6月21日、名護市の渡具知武豊市長を訪れ、強度の強い飛沫(ひまつ)防止パネルを再利用した防犯盾を手渡した。警察署の取調室などで使っていたもので、市内の14小学校に贈る。

 パネルは名護署のほか、石川署、本部署から集めた。機動隊が使う透明の盾と同じ素材の「ポリカーボネート」でできており、ガラスの200倍、アクリルの30倍の強度を持つ。大きさはB4サイズで厚さは5ミリ。市内で看板などを製作する北部トレコが加工した。

 名護署によると、同素材を再利用した防犯盾の寄贈は全国でも初めて。同署は管内の国頭、大宜味、東の3村の小学校にも寄贈する。刃物を持った不審者などに対峙(たいじ)する際の活用を想定している。防犯協会が作成した不審者対応のポイントが学べる動画のQRコードも付けた。

 屋嘉会長は、過去に学校現場で悲惨な事件も起きているとし「子どもの安全のために役立ててほしい」とコメント。市長は「名護市としても子どもたちの安心安全な環境づくりにしっかり取り組みたい」と感謝した。(北部報道部・松田駿太)

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