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観光客が運転しなくても旅行しやすい沖縄へ 北谷町美浜に那覇空港直行・周遊バスの交通拠点 「ゲートウェイ」25日に設置

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月6日 8時26分

 観光客の円滑な移動を目的に、沖縄県は25日から、バス、タクシー、レンタサイクルなどへの乗り継ぎサービスを提供する新たな交通拠点として、北谷町の美浜駐車場に観光2次交通結節点「北谷ゲートウェイ」を設置する。北谷ゲートウェイを基点に那覇空港への直行バスや美浜エリアの周遊バスも運行。観光客の移動利便性の向上、公共交通の利用促進、那覇空港の渋滞緩和、観光消費額向上などの効果を期待する。

 玉城デニー知事が5日の定例記者会見で発表。2026年3月31日までの実証事業で、県は総額約2億円を確保している。

 北谷町はアメリカンビレッジや宿泊施設、飲食店が集積し、県民や国内外からの多くの観光客が訪れる。県は地理的に北部のリゾートエリアと中心地那覇の中間に位置する北谷町を観光の交通ハブに位置づけ、観光客の移動手段の選択肢を増やし、運転免許の有無にかかわらず、見知らぬ土地で自ら運転しなくても安心して旅行しやすい環境を整備したい構えだ。

 空港直行バスは路線バスよりも短い時間で北谷へ移動できる。

 沖縄バス、琉球バス交通、カリー観光が共同運行する空港直行バスと、東京バスが運行する国際通り経由のシャトルバスの2路線。利用料金は調整中で、現在運行中の路線バス料金を参考に大人千円、子ども500円の見込み。美浜エリアの主要5地点をつなぐ周遊バスは15分間隔で運行し、利用無料。

 県は、北谷町や民間事業者と意見交換し、効果的な結節点を目指す。道の駅や商業観光拠点との連携など機能強化にも取り組む。

 玉城知事は「より快適な観光を支援し、世界に選ばれる持続可能な観光地を形成する」とPRした。

 (政経部・東江郁香、大川藍)

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