心臓ペースメーカー利用者が体験共有 体脂肪計に乗らないなど、悩みを話せる場に喜び 沖縄・本部町で集会

　【本部】ペースメーカーを装着する崎濱まち子さんが6月24日、沖縄県本部町の東公民館で「心臓ペースメーカー埋込人の集い」を開いた。本島中北部から4人が集まった。

　ペースメーカー手術直後は障がい者手帳1級だがその後の体調などで2級や3級に下がることがあることや、サウナで体調が悪くなったことなど、利用者ならではの体験や困り事を共有した。

　ペースメーカー装着8年目の徳村厚さん（71）は、崎濱さんを紹介した本紙記事を読んで読谷村から初めて参加した。体脂肪計に乗らないなど気を付けていることを話した。「ペースメーカーの人たちの会をずっと探していた」と喜んだ。

　崎濱さんは「私が元気なうちはずっと続ける。やんばるは遠いけど、来られる時は来てね」と参加者に呼びかけた。

　集いは毎月第4月曜日に同町の東公民館で開催している。参加無料。（北部報道部・松田駿太）