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南部広域行政組合の最終処分場 八重瀬町の新城・具志頭にまたがる農地に内定

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月9日 12時25分

南部6市町で進める最終処分場の候補地に内定した八重瀬町新城、具志頭にまたがる農地=八重瀬町

 【南部】南部広域行政組合(理事長・古謝景春南城市長)は9日、環境衛生関係市町村理事協議会を開き、糸満、豊見城、南城、八重瀬、与那原、西原の6市町で進める最終処分場の建設予定地について、八重瀬町の新城と具志頭の両地区にまたがる農地2.3ヘクタールに内定した。

 予定地として、八重瀬町内の3地区を比較検討。概算事業費が安価で地権者数が少なく、交渉が短縮できるなどとして、全会一致で選定した。

 同組合によると、新城、具志頭の自治会役員からはおおむね了承を得ているが、住民説明会は今夏に予定。本年度中の正式決定を目指す。古謝理事長は「現在の南城市の最終処分場の事例も伝え、住民理解を得たい」と述べた。

 予定地はサッカーFC琉球のクラブハウスに隣接し、現在はマンゴーなどが栽培されている。

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