元日本代表に、キングスに所属した選手も…バスケの名プレーヤーから守備の技術学ぶ 宮古島市3高校の生徒30人が参加

高校生に指導する平良航大さん（左）＝6月29日、宮古島市・狩俣中学校

　【宮古島】宮古バスケットボール協会（垣花秀明会長）は6月29日、宮古島市の狩俣中学校体育館で「第3回沖縄トヨタバスケットボールクリニックin宮古島市2024」を開いた。

　講師は元男子日本代表で琉球ゴールデンキングスにも所属した橋本竜馬選手（越谷アルファーズ）、県出身で元女子日本代表選手の久手堅笑美さん（沖縄トヨタグループ）、宮古島市出身の平良航大さん（アルバルク東京アシスタントコーチ）。宮古、宮古工業、宮古総合実業の3高校から男子生徒約30人が参加し、守備を中心とした技術を学んだ。

　トークセッションでは、宮古高校でバスケットボール部主将を務めた後に東海大学でコーチの道に進んだ平良さんが「夢や目標を決めた時、周りに言葉で伝えることが大事。協力を求め理解を得られるよう、普段から信頼されるようになってほしい」と語った。

　宮古高校2年の與儀航斗さんは「目的に対する気持ちの大切さを学んだ。今日の練習の姿勢も今までとは意識が全然違った。この練習を生かして目標の県大会8強、4強を目指したい」と感謝した。（宮古支局・當山学）

 

（写図説明）高校生に指導する平良航大さん（左）＝6月29日、宮古島市・狩俣中学校