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小学生の頃からの夢を実現 デザートでみんなを笑顔に 1番人気はオレオ大福 僅差の2位はアールグレイチーズケーキ

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月12日 8時11分

店主の奥濱由衣さん。店内のキッズスペースは「まだ帰りたくない」と子どもを泣かせてしまうほど充実している=4日、南城市大里稲嶺の「もくわ堂」

[胃心地いいね](785)もくわ堂 南城市大里稲嶺2023-1 コーポ渡嘉敷102

 30日でオープン1周年を迎える。商品のデザートはもちろん、木のぬくもりを生かした店内の内装も店主の奥濱由衣さん(34)が手がける。

 与那原町出身。初めて持った自分の店だ。「夢をかなえたんだね」と友人に言ってもらった時のうれしさが忘れられない。「私って子どもの頃『ケーキ屋さんになりたい』ってそんなに言っていたんだ!」と新鮮な気付きがあったという。

 小学生の時は卵料理やホットケーキから始まり、自宅の小さなオーブンでケーキやクッキーを黙々と焼いた。中高時代も時間を見つけては作り、つまようじを添えて学校へ持って行った。「食べて喜んでもらえる幸せを知りました」と振り返る。

 主な原料は美(ちゅ)ら卵養鶏場の新鮮卵、県産牛乳、北海道産の小麦粉とクリームチーズ。看板商品のシフォンケーキは月桃やメープル、バナナなど7種類あり、1カット220円、ホール1500円。もっちりふわふわの食感を楽しむには、常温で頂くのがお勧めだという。

 1番人気は「オレオ大福」(400円)。僅差で2位の「アールグレイチーズケーキ」(380円)は濃厚なチーズ感とさっぱりしたクリームのコントラストがいい。「ブリュレ」(350円)はあぶった表面のほろ苦さがたまらない。

 生チョコミルクレープ(430円)、スコーン(2個入り400円)、レモンケーキ(180円)など、どれも甘さ控えめがモットー。毎週水曜日の午前10時から南城市役所の正面入り口で出張販売している。

 息子の創さん(7)が「子ども店長」として店に立つ日も。由衣さんは「木曜日は『もくわ堂』へ。そして金曜日を笑顔で乗り切って」と話している。

(南部報道部・平島夏実)=金曜日掲載

 【お店データ】営業時間は午前11時から午後5時半。月曜と火曜は定休で祝日の場合は営業。駐車場あり。イートイン可。電話098(917)5701

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