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ネオパークオキナワ、新顔の名前は? 来園者が考えた200超から選定 クロキツネザルとヒメハリテンレック

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月14日 13時36分

母親の「つぼみ」(左)にくっついてえさを食べるクロレムールの「つむぎ」

 沖縄県名護市のネオパークオキナワは13日、いずれもマダガスカル固有種のクロレムール(和名・クロキツネザル)1匹とヒメハリテンレック(トガリネズミ目)2匹の命名式を園内で行った。それぞれ来園者が考えた200を超える名前から選ばれた。

 クロレムールの雄「ラム」と雌「つぼみ」の間に4月に生まれた雌の赤ちゃんは、母親の「つ」が入った「つむぎ」に決定した。絶滅危惧種で、園内の国際種保存研究センター(希少種の森)で見ることができる。

 ヒメハリテンレックの2匹は「名護市のネオパークの象徴になってほしい」との願いが込められた「ネオン」と「ナゴン」に決まった。2匹はハリネズミのようにトゲで覆われている。園内のパーラーバオバブで見られる。

 クロレムール担当飼育員の松井琴葉さんは「『つむぎ』は目がくりくりで好奇心が強い。希少種の赤ちゃんを見に来てほしい」とPR。ヒメハリテンレック担当飼育員の山本諒真さんは「夜行性なのでお昼に動いてるところが見られたらラッキーです」と話していた。(北部報道部・松田駿太)

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