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糸満ゴールドが猛攻 終盤に打者一巡 おきでん旗争奪学童軟式野球

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月15日 17時50分

優勝を決めて喜ぶ糸満ゴールドの選手たち=オキハム読谷平和の森球場

 糸満ゴールドが終盤に打者一巡の猛攻で5点を挙げて逆転。金城薫監督が「選手たちが想像以上に頑張ってくれた」という快勝で頂点をつかみ取った。エースで4番の玉城京の活躍に加え、全員が役割をしっかりと果たす活躍を見せて練習の成果を発揮した。

 糸満は逆転された直後の五回裏に1死一、三塁のチャンスをつくった。打席の松川太陽は「バントは小さい頃から練習しているのでめっちゃ得意」と、一塁線に絶妙に転がすセーフティースクイズで追いついた。

 さらに四球で満塁にすると、玉城が低めの直球をはじき返す2点適時打で勝ち越す。その後も連続内野安打などで加点して試合を決めた。

 玉城は投手で先発し、四回まで相手を無安打に抑えた。四球で出した走者もけん制で刺すなどチャンスをつくらせなかった。交代後の五回表に一時逆転を許しても、再登板してピンチの芽を摘む投球を見せた。

 殊勲の玉城は「逆転勝ちで優勝も決まり最高」と喜んだ。自身の投球については「ストライク先行でよかった。全力で抑えながら球数を抑える投球もできた」と納得の表情を見せた。

 上原宥人主将は「県大会優勝を目標に打撃練習を頑張ってきた成果が出た」と声を弾ませた。九州大会に向けては「県代表として勝ち上がれるよう練習して優勝したい」と意気込んだ。

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