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創部3年で沖縄大会4強入り エナジックってどんな高校? 合言葉は「瀬嵩から甲子園」

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月19日 11時0分

旧久志小学校跡地にあるエナジックスポーツ高等学院。自然豊かな環境で選手たちが練習に励む=18日、名護市瀬嵩

 エナジックスポーツ高等学院(仲舛盛順校長)は2021年4月、沖縄本島北部の東海岸、名護市瀬嵩の旧久志(くし)小学校跡地に開校した。当初は通信制のみだったが、2024年4月から全日制を併設。現在の全校生徒数は69人(全日61人、通信8人)。学校法人大城学園が運営する。

 硬式野球部は2022年4月に現在の3年生が1期生として入学し、始動した。全寮制で全部員数は54人。野球部とゴルフ部があり、ゴルフコースや野球の室内練習場などの設備を備え、トップアスリートの育成に力を入れている。

 授業は午前中に朝学習(英語)や普通科目を学び、午後からは体育や部活動に当てている。野球部は2023年に県新人中央大会、2024年に県春季大会をそれぞれ初制覇した。

 野球部の指揮を執るのは神谷嘉宗(よしむね)監督(69)。都城東(宮崎)を皮切りに八重山、前原、中部商業でチームを指揮した。2008年、浦添商業を率いて、その年のセンバツ優勝の沖縄尚学を破って夏の甲子園に出場。ベスト4進出を果たした。2014年には美里工業で初のセンバツ出場。美里工監督を退任後、2021年7月にエナジックの監督に就任した。

 「瀬嵩から甲子園」を合言葉に、ノーサイン野球の斬新なチームづくりを目指している。

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