【速報】興南高校が優勝、夏の甲子園決める 2年ぶり14度目 高校野球沖縄大会【動画あり】

夏の甲子園出場を決めて喜ぶ興南の選手たち＝21日、沖縄セルラースタジアム那覇（金城健太撮影）

　第106回全国高校野球選手権沖縄大会最終日は21日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝を行い、興南が延長10回タイブレークの末、4―3でエナジックスポーツに競り勝って2年ぶり14度目の夏の甲子園出場を決めた。南北海道、秋田とともに全国のトップを切って代表校が決まった。

　興南は二回裏2死三塁、9番の島田潤正が左前適時打を放って先制。三回裏には1死二、三塁から野選と田崎颯士の一塁への適時内野安打で2点を追加し、主導権を握った。

　七回に3―3の同点に追い付かれたが、先発の田崎に代わって登板した2番手の金城勇希が好リリーフで反撃を断ち、逆転を許さなかった。タイブレークの延長10回表1死一、三塁のピンチで再び田崎が登板し、無失点に抑えた。

　10回裏、2死二、三塁で代打・嘉数大毅が左中間を破る安打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。

　全国高校野球選手権大会は8月4日に抽選会を行い、7日に甲子園球場で開幕する。