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かじゃでぃ風を舞い「ロンドンだと忘れるくらい沖縄感じた」 市場内で「沖縄デー」 三線に合わせカチャーシーも

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月22日 8時10分

手踊りをする〓里風花さん(右から2人目)と参加者ら=6月22日、イギリス・ロンドン市内(提供・ロンドン沖縄三線会)※(注=〓は高の旧字体)

 【宮城いつか通信員】慰霊の日に近い週末に合わせた「沖縄デー」が6月22日(日本時間)、イギリスのロンドン市の市場内であり、多くの来場者でにぎわった。ロンドン沖縄三線会と英国沖縄県人会が主催。2009年から開かれており、今年で14回目。

 このイベントのため、パリ三線会やスイス、奄美大島、東京、沖縄から多くの参加者が訪れ、琉球古典や沖縄民謡、八重山芸能、エイサー、空手、奄美民謡などが披露された。

 幕開けの「かじゃでぃ風」を踊ったのは宜野座村出身の琉球舞踊家、髙里風花さん(28)。1カ月のヨーロッパ旅行を計画中に縁があり出演することになったという。

 「ロンドンであることを忘れるくらい沖縄を感じ、遠く離れた土地で沖縄に対する愛と情熱、リスペクトが渦巻いている。最後の最後まで素晴らしい時間だった」と感動した様子だった。

 沖縄の民芸品やサーターアンダギーのほか、県人会の渡名喜美和会長がラフテー丼を販売もした。

 最後は三線会による地謡で来場者みんなでカチャーシーを踊り、大盛況のうちに幕を閉じた。

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