「おかえりブルーシール」 リニューアル初日は長蛇の列 見どころ盛りだくさんにbr /
沖縄タイムス+プラス / 2024年7月23日 18時0分
国道58号の浦添市牧港にある「ブルーシール牧港本店」。創業76年目、牧港エリアへ出店61年目にして、初の全面建て替えを実施し、23日にリニューアルオープンしました。約1年4カ月間の「リフレッシュ休暇」を経て、どう変わったのかをリポートします。(デジタル編集部・川野百合子)
平日午前に県内外からファンの列
リニューアルオープンの当日、朝から多くのファンが今か今かと開店を心待ちにしていました。開店前にはお店の外に県内外から集まった人々の長蛇の列ができていました。
店内は懐かしさと新しさが融合
建物の延べ床面積は旧本店の約1.5倍に増え、2階までイートインスペースとして利用できるようになり、客席は約200席に倍増。店内に入ると、1階は明るく開放的な印象を受けます。
二面の大きな窓から差し込む自然光、琉球石灰岩や花ブロックを使った仕切りなど、沖縄らしさを感じることができます。
「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のブルーシールを体現するように、沖縄の素材と、旧本店の要素を受け継いだ赤いボックスソファが融合した店内になっています。山本隆二会長は、お店の雰囲気として「懐かしさ×新しさ」を追求したと説明してくれました。
ネオンサインなど写真映えスポットもたくさんある店内。山本会長は「座るところによって少しずつ見える景色が違って、楽しめます」と話し、何度来ても楽しめる仕掛けを紹介してくれました。そんな山本会長のおすすめの席は、店内を見渡せる一番奥のコーナーの席らしいです。
2階に上がる階段には、スマイルフォトが飾られています。これまでの歴史をたどるようなつくりになっています。
歴史学べる博物館風
2階に上がると、ブルーシールの歴史をじっくり学ぶことができます。村上琢磨社長は「アメリカンダイニングを意識しました。アイスを食べながら楽しんでもらって思い出を作ってもらえれば」と話してくれました。昔のモノクロ写真をデジタル加工でカラーにして引き伸ばした写真などもあります。
旧本店でも人気だったカウンターのマネキン人形、ジョニーさんは、2階にいます。実は初代ジョニーさんは〝疲労感がすごかった〟ため、2代目ジョニーさんになったとか。旧本店で初代と写真を撮ったことのある方は撮り比べが楽しめるかもしれません。
店内には、オールドアメリカンの雰囲気を出すために小物がたくさんあります。こうした小物は「県内の骨董品屋を回って探してきたんですよ」と村上社長。カウンター内に入って、写真を撮ってもいいそうです。
まだ受け付けは始まっていませんが、予約できる個室も用意したそうです。こちらは9月ごろから受け付け、10月ごろから運用開始の予定とか。
ドライブスルーもできます
そして、ドライブスルーができます。車社会の沖縄。ドライブがてら手軽にアイスが食べられるのはうれしいですよね。同社としても初の試みのため、当面の間はアイスクリーム、ソフトクリーム、ブルーシールフロートに限定されているようですが、販売メニューは順次増やしていくとのことです。
新商品も続々
リニューアルオープンに合わせて、さまざまな新商品も開発されました。一つ目が「カリフォルニアアップルパイ」(ホール1800円、1ピース350円)。ブルーシール発祥の地であるアメリカ・カリフォルニアスタイルで、ざくざく食感が楽しめるといいます。
そのアップルパイにアイスを載せたパイアラモードは「熱々×ひんやり」。また、プレーン(160円)とチョコチップ(180円)の2種類のベイクドドーナツも新商品として販売されています。
牧港本店限定の商品としては、好きなアイス7種類と好きなソフトクリーム一つを選べる「パーティーサンデー」(2400円)があります。4~6人用で、自分たちでトッピングもできるそう。山本会長は「友達や家族でシェアして楽しんでほしい」と話していました。
スタッフも「かわいい」と感じる制服
制服も変わりました。アメリカンダイナー風の縦ラインのシャツをベースに、ミンサー柄のラインが袖部分に入っています。以前は黒っぽいポロシャツにブルーシールのロゴ入り、ハンチング帽、紺のエプロンという制服でしたが、店舗のコンセプトに合わせて刷新したそう。
人気のアイスはHYメンバーも選んだ…
せっかくなので、人気のフレーバーのランキングも聞いてみました。
1位は断トツで「塩ちんすこう」だそうです。2位はパイナップルアイスにさわやかなソーダシャーベットが混ぜ込まれた「ブルーウェーブ」。3位は季節ごとのシーズンフレーバーがランクインすることが多く、4、5位に「バニラ&クッキー」「サンフランシスコミントチョコ」が続くそうです。
リニューアルオープニングセレモニーに駆けつけお祝いしたHYのメンバーの中でも、ベースの許田信介さんとドラムの名嘉俊さんが、好きなフレーバーとして「塩ちんすこう」を挙げていました。ちなみにボーカル・ギターの新里英之さんは「ウベ」、キーボード・ボーカルの仲宗根泉さんは「ミントチョコ」だそうです。
リニューアルオープンを機に、これまで食べたことのないフレーバーに挑戦してみるのもいいかもしれません。
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