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「カズボーありがとう」沖合で手をつなぎ輪 サーファー約200人、宮城豊和さんを追悼 沖縄サーフィン連盟会長として競技拡大へ尽力

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月29日 11時43分

 沖縄サーフィン連盟会長で、63歳で死去した故宮城豊和さんを追悼するセレモニーがこのほど、沖縄県北谷町のサーフスポット「宮城海岸」で開かれた。約100人がサーフボードに乗って沖合で手をつなぎ、輪を作って「カズボー(宮城さんの愛称)ありがとう」と別れの言葉を贈った。

 4月に心不全で亡くなった宮城さんは、那覇市牧志出身で北谷町砂辺在住。サーフィン競技の拡大や魅力発信、水難事故防止などに力を注いだ。

 アフロヘアのかつらにサングラス、ど派手なスーツ姿が目を引くおやじダンスユニット「島ばななーず」にも所属。気さくで優しい人柄も含め、県内外の多くの人に愛された。

 セレモニーでは、宮城さんと親交があるサーファーや音楽関係者ら200人を超える仲間が花で飾られた遺影を囲んだ。このうち約100人が花を持ってサーフボードで海に繰り出し「これからも見守ってください」などと言いながら別れを惜しんだ。

(中部報道部・砂川孫優)

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