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ぜんじろうがスタンダップの沖縄ツアー全16本 中高生向けイベントで伝えた「失敗はチャレンジの証し」

沖縄タイムス+プラス / 2024年7月31日 16時0分

ステージに立つぜんじろう=6月30日、那覇市首里崎山町のONE COLOR

 お笑いタレント・ぜんじろうによるスタンダップコメディーの沖縄ツアーが6月27日から7月4日まで沖縄本島各地で開催された。毎年恒例となった沖縄ツアー。今年は8日間で16本ものライブを行った。6月30日に那覇市首里崎山町のONE COLORで行われた「ぜんじろうスタンダップコメディU-18」では高校生や家族連れに向けて、自身の失敗談などを次々披露。師匠である故・上岡龍太郎さんの言葉を引用しながら「失敗することはチャレンジした証し。それを明るく楽しくしゃべるべきです」と語り、挑戦して応援し合えることが大切とのメッセージを送った。

「失敗+時間=笑い」

 ぜんじろうは、上岡さんから「失敗+時間=笑い」という式を教わったという話から「失敗をして落ち込んでも、その失敗が大きければ大きいほど、時間がたつと笑いになる」と切り出した。

 これまで約25カ国でステージに立っているぜんじろう。中国でネタをした際に、内容を巡って観客の誤解から通報されて、警察に一時拘束されてしまったという。「最後までネタを見てもらったら誤解が解ける」との考えから、警察署で全てを披露。「本当に力が入ったよね」と今後の人生を大きく左右する状況だったが、警察署の職員に大喜びされ、事なきを得たというストーリーで観客を楽しませた。

 ぜんじろうは「死ぬ思いをした」という経験が「とても人生の役に立っています。あの時のことを思ったら、ちょっとした不幸なことなんか全く軽いこと」とした。その上で「失敗したことは『失敗+時間=笑い』で、しゃべったら面白くなる。(10代の皆さんは)今失敗しても全然大丈夫だから、どんどんチャレンジしてできるだけ大きな失敗をして、これからの人生に役立ててください」と背中を押した。

 オープンマイク企画では、ラジオパーソナリティーのうしろのかなめさんと、首里高校のロックバンド・クロムレイリーのももかさんがスタンダップコメディーに挑戦。自らの思いの丈や意見をぶつけた。ぜんじろうは「チャレンジしていただけたことがうれしい。一歩出てきてステージで何かをしゃべることはとても勇気が要ることです。話術は方法論で何とかできますが、ステージに出てきてしゃべるというエネルギーは教えられるものではない」と絶賛した。

 ぜんじろうが登場する前のオープニングアクトでは、今回のツアーマネジャーも担当する謎かけ芸人・ケーシーが登場し、観客からアドリブで出されたお題に対して次々と謎かけしてみせた。

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