沖縄・宜野湾市長選に佐喜真氏を擁立「遺志を継ぎ全身全霊をかける」 保守系選考委 松川市長の死去に伴い9月8日投開票

宜野湾市長選に意欲を見せる佐喜真淳氏（左から2人目）＝3日、宜野湾市内

　沖縄県宜野湾市の松川正則市長の死去に伴い9月1日に告示、8日に投開票される市長選で、保守系の候補者選考委員会は3日午前、同市内で会合を開き、元市長の佐喜真淳氏（59）を擁立することを決めた。会合後の記者会見で佐喜真氏は「松川市長の遺志を継承する選挙となる。全身全霊をかけて取り組んでいきたい」と述べた。

　佐喜真氏は1964年8月9日生まれ。宜野湾市出身。市議や県議を経て、2012年宜野湾市長選で初当選し、2期6年務めた。18、22年の沖縄県知事選に立候補し、いずれも落選した。