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沖縄で駅弁! 意表を突きモノレール小禄駅で販売 ソーキやゴーヤーチャンプルーがぎっしり 県外の物産展でも好評

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月4日 4時27分

沖縄の定番料理が詰まった「ゆいレール小禄駅前 うちなー弁当」(提供)

 毎月6、16、26日はおろく駅弁の日-。那覇市金城の「もみじ弁当」(城戸伸一郎代表)は6月から、沖縄都市モノレール小禄駅構内で駅弁「ゆいレール小禄駅前 うちなー弁当」を販売している。沖縄で駅弁という意表を突いた商品で、県外の沖縄物産展でも好評を得た。城戸代表は「まーさむん(おいしいもの)を一つに詰め込んだのが駅弁の魅力。沖縄の食文化の発信にもつなげたい」と抱負を語った。(政経部・村井規儀)

 うちなー弁当はしょうゆで味付けした軟骨ソーキとみそベースのラフテー、ゴーヤーチャンプルー、煮たまごが入る。祝儀感のある赤かまぼこ、ドラゴンフルーツと大根の甘酢漬け、紅芋ペーストが彩りを鮮やかにする。税込み1500円。小禄駅のコンコース階(改札がある階)で販売している。

 もみじ弁当は2008年に那覇市田原で開店。会議やスポーツ大会など大口発注も多かったが、新型コロナの流行で発注はぴたりと止まった。入居する建物の老朽化に伴い店舗移転も重なった。

 「苦しい日々でも、弁当を購入してくれるお客さんがいた。その応援に救われた」と城戸代表。医療従事者に弁当を届ける那覇市の「真心弁当提供事業」や、営業時間と配達エリア見直しによる経費削減で乗り切った。

 駅弁は「コロナが収束して新しい、楽しいことに挑戦したい」と昨年から取り組む。調理場に立つ妻の理加さんは駅弁の発想に驚いたと笑い「香りや歯応えが良く、冷めてもおいしい」と自信を見せる。

 パッケージにはゆいレールの写真を使用し、駅弁らしさを演出。7月末には鶴屋百貨店(熊本県)での沖縄フェアに出店し「沖縄の定番料理がまとめて食べられると好評だった」と城戸代表は手応えを語った。

 6日の販売時間は午前7時~9時、午後4時~7時。店舗でも販売している。

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