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那覇文化芸術劇場なはーと、なぜできた? 市民と意見交換会 担当者「アーティストとの連携が必要」

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月6日 14時44分

 【那覇】那覇文化芸術劇場なはーとで7月19日、「なはーとダイアローグ2024-25 第1回なはーとって、なんのためにできたんだっけ?」が開催された。那覇の文化芸術を育んでいくために市民との意見交換の機会として、なはーとと平和学習事業などを手がける「さびら」が企画制作。市まちなみ共創部の金城聡さんとビューローダンケの渡久地圭さんをゲストに、なはーと設置の目的や課題、展望を話し合った。

 金城さんは、市民との意見交換を重ねながら「人やまちを元気にする施設」「地域コミュニティーや地域に貢献する施設」など地域や市民のための施設を目指したと述べた。一方で、渡久地さんは市から開館事業の誘いがあった際「立派なものができるのは分かっても、自分がどう関わるかの想像ができなかった」と話した。

 それに対して、なはーと企画制作グループ長の林立騎さんは、文化芸術行政には「アーティストとともに何かを創造し、提供する」という視点がないことを指摘。多くの自治体の文化施設の基本計画や構想には「誰が取り組むか」というアーティストの存在が書かれてこなかったという。

 林さんは「文化振興とアーティストがどういう風に連携していくかなどを考えていく必要がある」と語った。(社会部・大庭紗英)

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