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A&Wに月1回集うオレンジカフェ「とにかく楽しい。笑えるのがいい」 認知症の人が外出する機会に 支援者とおしゃべり

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月7日 7時50分

談笑を楽しむオレンジカフェの参加者=7月26日、うるま市・A&W安慶名店

 認知症の人たちや支援者が集う月1回の「オレンジカフェ」が7月26日、二十数人が参加して沖縄県うるま市のA&W安慶名店で開かれた。地域包括支援センター具志川北が主催し、A&Wが昨年9月から協賛している。

 参加した認知症の人、地域の自治会長や民生委員・児童委員らから「とにかく楽しい。大きな声を出して話せるし、笑えるのがいい。月1回だが貴重な時間」との声が上がった。

 実習で参加したぐしかわ看護専門学校1年の島袋朝生さんは「このオレンジカフェが認知症の方が外出するきっかけになっていることを知った。高齢者のこれからの人生の質の向上につながってくると思う」と感想。店長の友寄隆豊さんは「地域貢献の一環として協力させてもらっている」と笑顔を見せた。

 認知症地域支援推進員の古橋光さんは「オレンジカフェは認知症の方、ご家族や地域の人たちが集える居場所のこと。月1回顔を合わせて『元気だった?』と笑顔で話し、誰もがリフレッシュする時間を持てる場所づくりに取り組んでいる」と話した。

 カフェへの参加申し込みは同市地域包括支援センター具志川北、電話098(972)3595(平日午前10時~午後5時)。

  (与古田徳造通信員)

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