沖縄の最低賃金、56円増の952円に 過去最大の引き上げ幅で審議会が答申 10月9日にも適用へ

沖縄労働局の柴田栄二郎局長（右）に県内の最低賃金額を答申する沖縄地方最低賃金審議会の島袋秀勝会長＝13日、那覇市の那覇第2地方合同庁舎

　沖縄地方最低賃金審議会（島袋秀勝会長）は13日、2024年度の県内最低賃金（最賃）を56円増の1時間952円とする改正額を沖縄労働局の柴田栄二郎局長に答申した。中央最低賃金審議会が示した50円増の目安額を6円上回った。引き上げ額は3年連続で過去最大となった。手続きを経て、10月9日にも適用される。