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沖縄・やんばるの自然が生んだ「緑の宝石」 たわたに実った果実には高血圧やがん抑制作用の成分 生産地で初出荷式「多くの人に知ってほしい」

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月15日 19時0分

シークヮーサージュースで乾杯する関係者=2日、大宜味村農村環境改善センター

 北部6市町村や沖縄県などで構成する北部地区シークヮーサー生産・出荷・販売推進会議は2日、「青切りシークヮーサー初出荷式」を大宜味村の旧喜如嘉小学校で開いた。

 同村や県、JAおきなわ、生産農家ら関係者約50人が出席。消費拡大と販売促進に向け、関係団体が連携強化して取り組んでいくことを確認した。

 開催地代表あいさつで同村の友寄景善村長は「果実に多く含まれるノビレチンはがんや高血圧の抑制作用など、さまざまな効果が期待できる。やんばるの豊かな自然が育んだ『緑の宝石』をより多くの方に知っていただきたい」と述べた。

 JAおきなわ北部地区シークヮーサー生産部会の真栄田久人会長は「今後も農家の所得向上に力を入れ、県内外の量販店への販売促進活動などを積極的に展開する」と意気込んだ。

 関係者による果実のはさみ入れの後、同村農村環境改善センターで試飲会が開かれた。ジュースやゼリー、果汁をかけた料理が振る舞われ、出席者たちが味や香りを楽しんだ。

 北部のシークヮーサー収穫期は来年1月ごろまで。県北部農林水産振興センターによると、北部地区の2024年度の生産量は、害虫のカメムシの被害などで直近5年間の平均の3500トンを下回る約3217トンになると予想している。(北部報道部・下地広也)

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