一箱サイズの本屋さん 最大65人の箱店主がシェアする「共同書店」 那覇市・栄町で10月オープンへ クラウドファンディングも募る
沖縄タイムス+プラス / 2024年8月20日 14時31分
10月上旬のオープンを目指すシェア型書店の「栄町共同書店」は10日、那覇市安里の同書店で、プレオープンイベントを開いた。出店者による書籍販売や内装工事の見学など、来店者でにぎわった。
同書店は、幅約45センチ、高さ約26~36センチ、奥行き約22~24センチの一箱サイズの本棚を店内に設置し、本を売りたい個人や法人の「箱店主」に貸し出すシェア型の形態。近年、全国的に増加傾向だという。
「箱店主」は月額4千円で本棚を借り、本や漫画、雑誌など書籍の他、雑貨やレコードなどを販売できる。棚は65箱を設置予定だが、既に45箱の貸出先が決まっている。
書店の運営は「労働者協同組合」が担う。県内外で活躍するフリーライターやアーティスト、研究者ら6人が集まって同協働組合に出資し、共同で運営する。
出資者の一人で、沖縄近代史研究の前田勇樹さんは「本を通じてコミュニケーションが取れる本屋が沖縄にも必要だ。人と人のつながりも生み出したい」と話した。
同書店では、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で寄付を募っている。集めた資金は、施工費や材料費などの初期費用に充てる予定。(社会部・知念豊)
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