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ちびっ子36人、顔隠して「アンガマ」に 保護者「わが子は所作で分かる」 石垣市の保育園児 長い口上述べ10曲の踊り披露

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月25日 18時30分

ちびっ子アンガマのウシュマイ(左)とンミー=16日、石垣市大浜の竹の子の森保育園

 【石垣】石垣市大浜の竹の子の森保育園(小底政之園長)で16日、4、5歳児が「ちびっ子アンガマ」を演じた。多くの保護者が訪れ、ウシュマイ(爺)とンミー(婆)、ファーマー(布で顔を隠す踊り手)ら36人の躍動ぶりを見守った。

 園児たちは長い口上を上手に述べ、踊りも10曲以上披露。ウシュマイ役の大浜知(はる)万(ま)ちゃん(5)は長い台詞について「大変ではなかった。何度も練習したから」と涼しい顔。ンミーを演じた安里樹香(たお)ちゃん(5)は「みんなで踊るカチャーシーが楽しかった」と笑顔だった。

 ほとんどの園児が布で顔を覆っていたが、保護者からは「わが子はだいたい所作で分かりますよ」との声も。保護者の1人、宮良孔明さん(39)は「小さい頃から地域の行事に参加できるのは、ありがたいこと」と話した。

 この日は地謡に平真小学校1年生の竹原快さん(6)が参加。師匠の長浜寛さんも太鼓判を押す演奏で、舞台の片隅で目立っていた。(奥沢秀一通信員)

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